【自閉症3歳】0歳の時の5つの違和感

育児

現在3歳半の息子は、2歳8ヶ月の時に知的障害なしの自閉症と診断されました。

本格的に違和感を感じ始めたのは1歳8ヶ月の頃。

しかし、今考えてみると、0歳の頃にも特性が出ていたように思います。

この記事では、自閉症の息子が0歳だった時に感じていた違和感・特徴をご紹介します。

1歳の頃の様子についても後日記事にする予定です。

あくまでも息子のケースをご紹介しています。

同じ自閉症でも、持っている特性は人により異なります。

子供の発達に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

3歳半現在の特性

2歳前で自閉症と診断された息子。

3歳半現在の様子をご紹介します。

今は幼稚園に在籍中(加配なし)。週に一度療育にも通っています。

不安が強い

怖がりな性格で、公園の遊具でも全く遊べません。

初めて行く場所、人の多い場所に特に弱く、パニックになりやすいです。

人見知りも強く、見知った相手でないと挨拶もできません。

不安を軽減する薬を処方してもらっています。

コミュニケーションが苦手

発語はあるものの、エコラリアが多い特性があります。

要求や状況を伝えることはできますが、会話は簡単なものしかできません。

癇癪

2歳ごろから現在も続いています。

不安が強いため、少しのことでパニック、癇癪になります。

体を使うことが苦手

体を使った遊びなどを好みません。

外遊びも大嫌い。

手先も不器用で、身辺自立もなかなか進まず。

違和感①とにかく寝ない

産まれた時から1歳すぎまで、酷い夜泣きに悩まされました。

特に低月齢期は、昼も夜もラッコ抱きでしか寝ない時期も。

1歳すぎには落ち着いたものの、特に8ヶ月頃からの夜泣きが酷く、1時間ごとに起こされることも珍しくありませんでした。

今も不安の強い性格のため、日中に受ける刺激を強く感じていたのかもしれません。

違和感②強い場所見知り

人見知りは人並みだったものの、場所見知りは強く出ていました。

初めて行く児童館などでは、1時間私から離れられないことも。

家以外の場所で抱っこから降ろされると必ず泣いていました。

今もそうですが、「場所」に対する不安が0歳のころからよく出ていたように思います。

違和感③ベビーカー拒否

0歳の頃はベビーカーを完全拒否

低月齢の頃から、ベビーカーに乗せると泣いて暴れて移動ができませんでした。

そのため、移動の際は必ず抱っこ紐。息子は大きめでもあったため、夏場は特に大変でした。

1歳ごろに克服はしたものの、ショッピングモールやスーパーにあるような出先のベビーカーはしばらく乗ることができませんでした。

今思えば、感覚の過敏さや不安の強さが出ていたのかなと思います。

違和感④おもちゃを舐めない

赤ちゃんは、とにかく手にしたものは口に入れて、感触を確かめたり感覚を取り入れたりしますが、息子は「なんでも口に入れる」タイプではありませんでした。

誤飲の心配が少ないのは楽でしたが、ただ触って遊ぶだけの様子に違和感を覚えました。

また、口に入れるタイプではないことで、手づかみ食べもしたがりませんでした。

息子が手づかみ食べを始めたのは1歳半

それまでは常に私があげていました。

感覚の過敏さが既に出ていたのかもしれません。

違和感⑤体の発達がゆっくり

息子の発達の様子はこのような感じ。

首すわり→5か月

寝返り→5か月

ずりばい→7か月

ハイハイ→11か月

おすわり→10か月

つかまり立ち→11か月

ひとり歩き→1歳5か月

特に気になったのはおすわりひとり歩きの遅さです。

8ヵ月の時点で、座らせればおすわりの姿勢をとることはできましたが、自分からおすわりの姿勢をとることができたのは、10ヵ月最後の日でした。

ハイハイも遅かったため、とにかくずりばいで移動するのみ。遊ぶ時もうつ伏せの姿勢のままでした。

座らせれば座ることはできるため、健診では問題視されませんでしたが、四つ這いの姿勢もとれない様子に違和感を覚えました。

現在もかなり体幹が弱く、隙あらばすぐに横になりたがります。

体幹の弱さが、0歳時の体の発達に出ていたのではないかと考えています。

また、ひとり歩きも1歳5か月と遅め。

ただ、初めの1歩から20歩以上歩いていたため、今の「不安が強くて臆病な性格」がこの頃から出ていたのかなと思っています。

さきまま
さきまま

「絶対歩ける!」と確信できるまで、トライ出来なかったのかな?

チェックリストに当てはまらなかった特徴も

ネットで検索すると、「自閉症チェックリスト」のようなものがたくさん出てきます。

そういったチェックリストに当てはまらなった部分もありました。

  • 目が合いにくい
  • 表情が乏しい
  • 後追いをしない
  • 人見知りがない
  • 模倣をしない

これらの特性には息子は当てはまりませんでした。

人見知りも半年頃からしていましたし、後追いもしっかりありました。

8か月の頃にはパチパチもできていました。

自閉症といっても、人によって出てくる特性に個人差があることが分かります。

さきまま
さきまま

発語については、1歳からの発達の記事にてご紹介しますね。

さいごに

以上、自閉症息子の0歳時に感じた違和感をまとめてみました。

違和感として挙げたこれらの特徴は、定型の子供でも当てはまる特徴でもあります。

結果的に自閉症だった息子を振り返った時、今の特性に繋がるような特徴を違和感として挙げさせていただきました。

「これに当てはまるから自閉症」という訳ではありません。

一つの例として、参考にしていただけると幸いです。

息子の発達について、質問や記事にまとめてほしいこと等あれば、お気軽にコメントやメールにてお問合せください。

後日、1歳の様子や、療育について等も記事にできればと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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