布団がいいのか、ベッドがいいのか、ベビーベッドがいいのか、大人用のベッドか…
赤ちゃんが産まれたら、寝室はどうすればいいのか悩みますよね。
私は、息子が産まれた時は寝室は布団にしていて、その後0歳のうちに引っ越し、寝室がベッドになりました。
どちらも経験した私から、布団、ベッドのメリットデメリット、おすすめのレイアウト例をご紹介します!
(大人2人+赤ちゃんを想定したレイアウトを紹介しています。)
布団のメリット・デメリット
メリット①落下の危険がない
布団最大のメリットですね。
赤ちゃんは本当に寝相が悪いです。
まだ自由に体を動かせない新生児の時期でも、足の蹴りだけで気付けば回転していたり移動していたりします。
布団であれば、落下する危険がないので安心ですね。
メリット②片付ければ寝室以外としても使える
息子が産まれた時、2DKの部屋に住んでいました。
1部屋を寝室にしていましたが、子供ができると、広く遊べるようにしたいと思い、寝室を子供部屋としても使えるように布団を使っていました。
夜は布団を敷き、日中は布団をしまえるので、部屋が広く使えるというのは布団ならではですね。
部屋数が少ないお家には布団がおすすめです。
デメリット①片付け&お手入れが大変
布団は敷いたままにしていると、湿気が溜まり、カビや雑菌の原因になります。また、床から30cmの高さがホコリが舞いやすい空間です。
朝起きたら片付けるのはもちろん、定期的に干したり、衛生的に保つためのお手入れがベッドより大変です。
私も息子が産まれた頃は布団でしたが、低月齢の内は、一日通して寝たり起きたりを繰り返すので、布団をしまうタイミングがありませんでした。
そのため、日中昼寝する用の布団と、夜用の布団は分けた方が洗濯や片付けがしやすかったです。
デメリット②音や振動が伝わりやすい
床に近いことから、足音や振動がベッドより伝わりやすいです。
敏感な赤ちゃんであれば、足音だけで起きてしまうことも。
リビングやドアが近かったり、生活音が響きやすいようであればベッドの方がいいかもしれません。
ベッドのメリット・デメリット
メリット①お世話がしやすい
ベッドであれば、(高さにもよりますが)立った状態でオムツ替えをしたり、抱き上げたりすることができます。
実体験になるのですが、私は出産の際の会陰切開が酷く、産後1ヶ月ほどはかなり痛みました。
一番辛いのは座ること。
とにかくお尻をつけて座るととんでもなく痛いので、立っている方が断然楽でした。
また、ベビーベッドであれば、日中はリビングに移動させる、という使い方もできます。
メリット②衛生的
高さがあるので、ホコリの心配も布団よりありません。
また、片付けたり、干したり、布団よりもお手入れが楽なのもベッドの良いところですね。
デメリット①落下の心配がある
前述した通り、赤ちゃんは本当に寝相が悪いです。
両親で子供を挟んで寝ていたとしても、落下の可能性は十分あります。
ベッドの際は、落下の対策が大事になりますね。
デメリット②場所を取る
布団と違って、しまうことができません。
寝室を寝る部屋として使えるなら良いですが、他の使い方もしたい!という場合は布団の方が良いですね。
大人のベッドで添い寝する場合はベッドインベッドorベッドガード必須!
ベビーベッドを置かず、大人のベッドで添い寝をしたい!という場合は、落下の危険がないように、ベッドインベッドを使用するか、ベッドガードを使用するのが安心です。
ベッドインベッドとは、その名の通り大人用のベッドの上に置いてベビーベッドとして使えるものです。
大人の寝返り等で、赤ちゃんを潰してしまう心配がないですね。
我が家はベッドガードを使っています。
理由は、ベッドインベッドは使える期間が短いから。また、息子は抱っこや腕枕じゃないと寝れないタイプだったからです。
ベッドガードの選び方|実際に使ってみた!
ベッドガードにも色々な種類があります。
こういったフェンスのようなものや、
クッションのようなものもあります。私が選んだベッドガードはこちらのクッションタイプのもの。
我が家はダブルベッドとシングルベッドを繋げていて、200cmと150cmと100cmのベッドガードを使用しています。
私がこのベッドガードにした理由は、差し込むだけで取り付けられるから!
フェンスタイプのものは、ベッドに穴を開けないといけないものが多く、我が家のすのこベッドには取り付けが難しい場合がありました。
また、ベッドに出入りする度にフェンスを上げたり下げたりしなければならない点も難点でした。
ただ、クッションタイプはフェンスタイプより高さがないので、子どもがつかまり立ちをすると乗り越えられてしまいます。
そのため、あくまでも「寝ている時の落下防止」用だと思っておいた方がいいです。
ベッドで遊ばせたり、放置することがないようであれば、取り付けが簡単なので断然クッションタイプがおすすめです!
おすすめレイアウト
ダブル(以上)+シングルベッド(布団)
前述した通り、我が家はこの形にしました。
シングルベッド(布団)を子供用として繋げておけば、将来的に個人の部屋ができた時に移動させて1人用ベッド(布団)として使用することができるのがメリットですね。
ダブル(以上)+ベビーベッド(布団)
大人用のベッド(布団)に赤ちゃん用のベッド(布団)を繋げるやり方。
我が家は2DKの家に住んでいた際は、シングル布団2つ+ベビー布団を繋げていました。
大きいベッドを繋げるよりも圧迫感がないことがメリットです。
また、日中はリビングに移動させて使用することもできます。
クイーン+ベッドインベッド
大人用のベッドの中にベッドインベッドを入れるやり方。
この場合、ベッドインベッドを置くことを想定して、ベースのベッド(布団)は大きいサイズのものにしておくと良いですね。
赤ちゃんの寝具を購入する際の注意点
使える期間が短い
ベビー布団やベッドは基本的に赤ちゃんのうちしか使えません。
そのため、赤ちゃんを卒業した後も、別の形で使えるタイプのものをおすすめします。
こちらのベッドインベッドは、椅子に取り付けたり、チェアベルトとして、なんと5歳ごろまで使えます。
赤ちゃんの寝具ってそこそこ値段がするので、なるべく長く使えるものだと嬉しいですね。
そもそも使ってくれない可能性も
これは実体験になるのですが、息子が産まれた時にベビー布団を準備していました。
ただ、息子は背中スイッチが酷く、なんと5ヶ月まで抱っこでしか寝ませんでした。
ようやく布団で寝れるようになったと思ったら、体が大きく、寝ている間の寝返りもかなりするので、ベビー布団で寝かすことはできませんでした。
大人用の布団より高かったのに…と結構ショックだったのを覚えています。
そのため、赤ちゃんの寝具や、小さいうちしか使わないものはレンタルをおすすめします。
レンタルであれば、使い終わった後の処分にも困らなくていいですね。
どっちも経験した結果…結局どっちがおすすめ?
私は布団、ベッドどちらも経験しました。
結局どちらが良いの?ということですが、個人的な意見ではベッドがおすすめです!
理由は楽だから!これに尽きます。
産後のダメージは想像以上に辛いです。睡眠もまともに取れていない中、布団を片付けたり干したり、会陰が痛む中座ってお世話をするのは私には苦痛でした。
ただ、部屋の広さや構造によっては布団の方が良い場合ももちろんあります。
それぞれのご家庭の状況に合わせて、快適な赤ちゃんの空間を作ってあげられるといいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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