2021年10月、東京の聖母病院にて第1子を出産しました。
破水から出産まで39時間。陣痛が来てから24時間。
壮絶な出産でしたので、記録に残したいと思います。
聖母病院での出産を控えている方にも、参考になれば嬉しいです。
入院編、持ち物編はこちら↓
おしるしと破水の同時スタート
妊娠37週5日の午前1時ごろ、よりによって夫が出張中に突然破水しました。
おりものかな?と悩むレベルではなく、明らかに水が出ていて、破水だと確信。しかも血混じり。
おしるしと破水が同時にきていました。
震える手で聖母病院に電話。
今すぐ来た方がいいとのことで、緊張で震えながら準備をして向かいました。
里帰りなし、頼れる人もいない出産だったので、夜中1時に大荷物を抱えて歩く妊婦は、異様な光景だったと思います。
持っていったものはこちら↓
立ち会い出産が急遽なしになる
真夜中の聖母病院に到着し、係員さんに事情を話し、そのまま3階の陣痛室へ。
破水かどうか診てもらい、入院決定。
「また一階の受付に戻って、入院手続きをしてきて」と言われ、もう一度一階で手続き。
私は陣痛が来ていなかったからよかったものの、陣痛が来ていたらこの往復はきつかったです。
そして、それもあってか、その後測った体温が37度越え。
私が出産した時期はコロナ禍がおさまりつつある頃で、症状がなければ夫の立ち会いは可能でした。
夫にすぐ出張から帰ってきてもらって、立ち会いを希望していました。
しかし、私の体温が37度を超えていたため、立ち会いがなしになってしまったのです。
破水してすぐで、多少興奮しているし、歩いてきたのもあって体温が高いだけだったと思うのですが、あくまでも「入院時の体温」で判断するとのこと。
悲しくて泣いたのを覚えています。
ただ、後から思えば、あんな醜態を夫には晒せなかったので、立ち会いがなくて良かったかも…。
陣痛24時間開始
入院したものの、なかなか陣痛が来ず朝を迎えました。
破水した日の午後4時になってようやく陣痛が開始。
始めはちょっと強い生理痛程度だったものの、5分間隔になったあたりから、強烈な痛みに。
ここからが地獄でした。
破水したのが午前1時だったので、その日中に産まれると思っていましたが、なかなか進まず。
5分間間隔になった時に内診してもらうと、子宮口はまだ2センチ。これを聞いて心が折れました。
この日の夜中が1番辛く、陣痛が5分間隔で来ているため、少しうとうとするも5分で陣痛で起こされ、声も我慢できないほどでした。
助産師さんがついてくれて、腰をさすってくれました。
陣痛が来た際に、背中側から腰を強くさすってもらうのが1番効きました!
陣痛促進剤投入
眠れないまま朝を迎え、ここで陣痛促進剤投入。
「こんなに陣痛きてるのに?!」と思いましたが、破水から時間が経っているのが理由とのことでした。
促進剤を入れてからは本当に強烈な痛み。
陣痛中はNSTをずっとつけていますが、痛みで動くので、何度もズレました。
また、破水の際におしるしも同時に出たのですが、このおしるし、なんと産むまで続きました。
聖母病院から借りたお産用のパジャマもNSTのベルトも、血で汚してしまうほど。
こんなに出血し続けていて大丈夫なの?!と思いましたが、問題なかったようです。
急遽無痛分娩に切り替え?
あまりに痛みで泣き叫んでいるので、見かねた先生が「無痛分娩に切り替えますか?」と言ってくれました。
当日料金も上乗せされますが…とのことだったので、「一旦夫に相談します」と言い、夫に連絡。
すぐにOKが出たので、次の内診の際に伝えると、「子宮口が8センチになってるから、このまま産んじゃった方がいいよ!」と言われ、無痛分娩にはしない方向に。
無痛分娩にするには、血液検査や同意書など、いろいろやることが多いみたいです。
代わりに痛み止めの注射を打ってくれました。
そんなものがあるんだったら、昨日の夜の時点で打ってほしかった…!というのが本音です。
痛み止めの注射で、若干ですが痛みがマシになりました。
いよいよ分娩台へ!
陣痛から23時間。破水した日の翌日の午後3時ごろ、ようやく分娩台へ移動しました。
ただ、私のいきみ方が下手だったのか、何度いきんでもなかなか産まれず。
この頃には陣痛が1分間隔ほどでしたが、もうずっと痛い状態なので、正直いきむタイミングもよく分からず。
陣痛が開始してから何も食べれておらず、一睡もしていなかったので、意識が朦朧としていました。
大量出血で出産!
結局、先生にお腹を強く押してもらってようやく出産!
出血量が多く、1310ml。
産んでから1時間ほど分娩台で点滴を受けました。
ここで赤ちゃんを連れてきてもらって、夫にテレビ電話で報告ができました。
会陰切開は?
会陰切開は派手にしました。
お尻の方まで傷があり、産後数ヶ月は肛門括約筋が自分の力で動かせなかったです。
こちらの円座クッションが本当に良い仕事をしてくれました。↓
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聖母病院で出産して良かった点、良くなかった点
今回、東京の聖母病院にて出産をしました。
聖母病院の出産において良かった点は、
助産師さんがずっとついてくれていたことです。
時間帯によって担当の助産師さんは変わるのですが、私が痛みで泣き叫んでいる時はずっとついてくれていました。
陣痛で苦しんでいた夜中も、一晩中腰をさすってくれました。
コロナ禍で付き添いもない中、とても心強かったです。
逆に良くなかった点は、出産においての説明があまりなかったこと。
私は事前のバースプランで、カンガルーケアを希望している旨を伝えていました。
ただ、実際の出産の際は、産まれてすぐ説明もなく赤ちゃんはどこかへ連れて行かれました。
結局、私の出血量が多かったからだと思うのですが、出血量が多かったことを伝えられたのも、出産翌日の助産師さんとの雑談の際でした。
私も疲れ切っていたので、こちらから聞くことをしなかったからだと思うのですが、少し残念な点でした。
あくまでも私の体験談ですが、これから聖母病院で出産される予定の方は、バースプランに「状況を逐一説明してほしい」と書いておいてもいいかもしれません。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
他にも、ここが知りたい!ということがあれば是非コメント欄にてお教えください!
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